「地域社会と共創」を軸に未来の銀行をともに創る
今年のLEAP DAYのテーマ「明日は変えられる気がする」には、withコロナ時代に突入した現代で、新しい何かに挑戦しようと思っている人の背中をそっと押して、勇気が与えられたらという想いが込められています。そんなLEAP DAYの思いに共感し、支援をしてくださっている株式会社沖縄銀行様、株式会社みらいおきなわ様の取り組みについてご紹介いたします。 地域に根差した取り組み 1956年の創立以来「地域密着・地域貢献」という経営理念のもと、地域の中枢金融機関として地域経済の発展とともに成長してきた沖縄銀行。地域経済の持続的な発展および社会づくりに貢献する取組み強化を目的に、2019年度より国連の提唱するSDGsの達成に向けた取組みを積極的に展開しています。2021年度はこれをさらに推し進め、立案していく各施策すべてにSDGsの目線を取り入れています。銀行というと一般的には、ローンや融資という言葉を連想しますが、実は地域に根差した取り組みを数多くされています。今回は、沖縄銀行を含めた「おきなわフィナンシャルグループの取組み」についてご紹介します。 地元企業を支援し、持続的な経済へ おきなわフィナンシャルグループでは、2021年6月22日に沖縄の未来と銀行の未来を共に創る役割として地域総合商社「株式会社みらいおきなわ」が設立されました。販路開拓支援事業やコンサルティング事業を通して、地域課題を金融サービス、非金融サービスの両面の総合サービス力で解決し、地域社会の価値向上とおきぎんグループの持続的成長を目指しています。那覇市久茂地にある「Okinawa Innovation Lab」(株式会社みらいおきなわの事業所)では、コワーキングやイベントスペースを有しており、「ヒトの交流」を通して何かが生まれる期待感のある場となっています。また、沖縄銀行では、沖縄県内の中小企業向けに後継者問題の解決に向けた支援を行っています。その一環として、2021年11月5日「SDGs事業承継M&Aカンファレンス2021オンラインセミナー」を開催いたしました。「地方創生」や「中小企業のM&A事例」等々のセッションが行われました。さらに、全国の金融機関で初となる「簡易株式評価サービス」を導入しました。これにより中小企業のM &Aにおいてより早く適正な企業価値を把握することができるようになります。沖縄県内の事業継承問題(後継者不足)を解決することは、沖縄県内の雇用機会の確保、新たな付加価値の創出や技術の革新に繋がり、経済成長の実現にも有効的です。おきなわフィナンシャルグループでは、県内の中小企業向けのセミナーや販路開拓支援を通して次世代の経営者の人財育成を担っています。
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