IT産業から明日を変える!ITの力で沖縄の未来に貢献する
今年のLEAP DAYのテーマ「明日は変えられる気がする」には、withコロナ時代に突入した現代で、新しい何かに挑戦しようと思っている人の背中をそっと押して、勇気が与えられたらという想いが込められています。そんなLEAP DAYの思いに共感し、支援をしてくださっている株式会社国際システムから、エンジニアとして日々奮闘する真栄喜さんにお話を伺いました。
真栄喜 清義さん
株式会社国際システム
システム一部 部長代理
宇宙という果てしないロマンを胸に、たどり着いたITへの道
ーー本日はよろしくお願いします。早速ですが、真栄喜さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
琉球大学工学部で情報工学を学んで、2003年に国際システムに入社しました。入社後、東京で5年間、金融関連のシステム開発業務に従事した後、沖縄へ戻り、保険関連のシステム開発業務に5年間携わりました。その後、沖縄銀行様に協力会社として常駐し、システム開発のご支援をしています。
ーー現在はエンジニアとしてご活躍されていますが、当初からエンジニア職・IT分野を希望して就職活動をされたのでしょうか?
ITに進もうと思ったのには、実は別のキッカケがあって…
ーー別のキッカケ…?
最初は、宇宙分野の仕事がしてみたいと思ったんです。
ーー宇宙!
そうです。そこから色々と宇宙関連の仕事について調べているうちに、通信分野、IT分野が関連していると分かり、こういった分野が今後の最先端だろう、ということでIT分野に進むことを決めました。
ーーそもそもなぜ宇宙に興味があったんですか?
元々、星空を見るのが好きでしたし、なんというか、果てしないロマンがあるじゃないですか(笑) 幼い頃、日本人宇宙飛行士の話題から興味が深まったりして、恩納村にある沖縄宇宙通信所展示室にもよく連れて行ってもらいました。なので、宇宙への興味はずっと持っています。
ーーなるほど〜。宇宙への興味を土台に、実際に働くフィールドがIT産業へとつながったんですね!就職先として国際システムを選んだのはなぜでしょう?
決め手は、かりゆしウェアを着て企業説明していたところですね。
ーーかりゆしウェアですか!(笑)
実は私自身、就職活動が遅れていて、あと半年で卒業!というタイミングで焦りを抱えながら合同企業説明会に参加しました。私自身、一度は東京で働いてみたいという思いがあったので、東京でも働ける沖縄のIT企業に絞って企業のブースを回ったんですが、担当者はみんなスーツにネクタイという格好で。
ーーその雰囲気とても緊張しそうですね(汗)
そうなんです。けど、そんな中、国際システムの採用担当が、会場で唯一かりゆしウェアを着ていました。緊張や不安でいっぱいだったのですが、その姿を見て、なんだかホッとしました。
ーーかりゆしウェア姿がよっぽど印象的だったんですね!
この雰囲気なら自分に合っているかも!と感じましたね。なんだか沖縄らしいな、ここならやっていけるかもと思い、入社を決めました。
業種を超えて協業することで、お互いを高め合える
ーー現在はどのような業務をされているのでしょうか?
沖縄銀行様でシステム開発の支援を約10年ほどさせていただいております。具体的には、銀行の勘定処理には直接関連しない周辺のシステムを開発、保守しています。ここ数年は「おきぎんSmart」という沖縄銀行様独自のアプリの開発や保守をしていますよ。
ーー「おきぎんSmart」、CMでもよく見かけます!
窓口やATMに行かなくても、振込や残高照会などができるのでとっても便利なアプリです!
アプリ開発は新しい機能を追加するだけではなく、データのバックアップや、アプリを安定的に動かすための仕組み、環境の整備など、アプリが正しく動くように利用している人には見えにくい業務も担当しています。さまざまな業務がありますが、どれも最先端の技術が使われています。
ーー実際、仕事で「楽しい!ワクワク!」を感じる瞬間はありますか?
自分が開発したプログラムが想定どおりに動いたときに楽しいと感じます。これは新入社員になったころから今も変わらないです。
ーーうわ!素敵です!
(笑)。 無事に本番環境へリリースを終えて、アプリが問題なく動き、お客さまの期待に応えることができたと実感すると、頑張ってよかったと思いますね。
ーー今回のLEAP DAYでは「リカレント教育(生涯を通じて学び続けていくこと)」がテーマの一つになっているのですが、何か学び続けていることはありますか?
新しい分野で活かせる資格取得のための勉強をしたり、業務とは関係ないような本を読んだり、家に帰って自分でプログラムを作って動かしてみたり。特に、新しい技術やプログラミング言語が出てきたら触ってみたりもします。
ーー勉強熱心ですね!
システム開発をお手伝いさせていただいてる沖縄銀行様には沖縄をリードしていかなければ!という熱い想いの方が多く、行員さんとは思えないほどIT分野のことをよく勉強されていて、そんな熱心な皆さまからもたくさんの刺激をもらっています。
ITを使うことでこれまで「できない」と思われていたことが「できる」に変わる。
ーー仕事を通して、10年後どのような未来を創っていきたいですか?
当社では「お客様の声を聞き ITとの架け橋を創る」をビジョンにしています。 私も同じ想いなので、まずは、現在自分が携わる業務を通して、間接的に沖縄の人たちのお役に立てるようになっていたいです。
ーー想いが合致してるんですね。国際システムで働く魅力はなんでしょうか?
先輩や上司と距離が近いっていうのはありきたりですよね。。。笑
ーー(笑)
あ、例えば直接お客さまとやりとりできるというのは特徴的ですね! 今回の話だと、若い時期からお客さまと直に接することができるのはいいですね!
ーー直に接するとは?
通常、システム開発では、プロジェクトチームとしてやることが多く、役割がはっきりしていて、若いメンバーは決まった仕様に基づいて、プログラミングすることが多いです。ですが、当社では、若いメンバーも仕様決めの段階から一緒に作業する機会が多く、早い時期から外部のお客さまと話を進めて開発に取り組むことができます。
ーー若い時から経験を積むことは大事ですもんね。他に、国際システムの魅力的な取り組みを教えてください。
昨年の長堂先輩のインタビューでもあったかと思うんですが、イグアナプロジェクトは面白いです。
※イグアナプロジェクトとは、国際システム社内でアイデアを募って、新しい商品やシステムを開発していくという委員会。名称の由来は、陸イグアナのように落ちてくる餌を待つ(チャンスを待つ)のではなく、自ら海に飛び込んで餌を採る海イグアナのように、危険をかえりみずチャレンジしていくようなビジネスを開発し続けよう!というのがプロジェクト名の由来。昨年の記事はこちら
_ーーあ!その話、すごく面白かったです!
他にも、全社員が上長と1on1ミーティングをする機会があります。会社で自分がどう思っているのか直接上長に伝えられる、コミュニケーションが取れるという場があるのが魅力的です。
ーー最後に今回のLEAP DAYのテーマに関連して、「明日は変えられる」と感じたエピソードを教えてください。
当たり前ではなかったことが、当たり前になるような出来事ってありますよね。テレワークなんて以前は「できない」と言われていたけど、コロナ禍がきっかけとはいえ、今では「できる」に変わりました。
ーー具体的に何が「できる」に変わりましたか?
例えば、社内の各種申請書など上司の印鑑が必要な書類もワークフローを活用することで、印鑑レスで対応できるようになりました。
今できないことも、ITを使うことできっとできるようになる。ITによって、お客さまの抱える課題を解決できると考えています。そういったことにこれからも携わっていきたいです。
LEAP DAY 2021は3/26(土)・27(日)の2日間。リアルとオンラインのハイブリッド開催!
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今年は、イオンモール沖縄ライカムの1F水槽前(グランドスクエア)と3Fイオンホールにて「リカレント(生涯)教育」と「未来の教育」を軸に、様々なテーマでトークセッションやワークショップ、プレゼンテーションなどを開催します。なんと参加チケットは完全無料! 席を確保するためには、事前申し込みが必要ですので、お忘れなく! ※申込された方は優先的にご案内しますが、席数に限りがあるため、申し込みをされていても、お席が確保できない可能性がございます。ご了承ください。